テレビのない生活で自由を手に入れる

ミニマリズム

テレビのない生活で時間と気持ちに余白を

私は10年ほど前にテレビを手放しました。

本土にいるときから、そして豊かな自然がある沖縄ではなおさら不要で、今でもその選択は間違っていなかったと思っています。

今回は、その理由と実際に感じたメリットについて、私自身の体験をもとにお話しします。

なぜテレビを手放したのか?

テレビは広告や宣伝が多く、無意識のうちに時間や思考を奪われがちだからです。

見たくもない情報や、自分にとって不要な話題が延々と流れてきます。
特に芸能ニュースやスキャンダルなど、自分の人生とは関係のない情報に触れる時間が増えると、気づかぬうちに他人の人生ばかりを追いかけてしまう感覚に陥ります。

それが日常の一部として習慣化されてしまうと、自分が本当に大切にしたいことや、やりたいことに割く時間がどんどん削られてしまうのです。

テレビを手放して感じた5つのメリット

テレビを手放したことで、暮らしはどのように変化するのか。以下に、私が実感しているメリットを5つご紹介します。

時間ができる

「とりあえずテレビをつける」という行動がなくなり、時間を有意義に使えるようになりました。
読書や自炊、考え事、そして今ではブログ記事の執筆など、自分の好きなことや、やりたいことに集中できる時間が増えました。

部屋がスッキリする

テレビやテレビ台がなくなると、それに付随する配線やリモコンなども不要になります。家具が減ることで、部屋が広く感じられるようになります。
NHKの受信料も払わなくて済むので、気にかけずに過ごすことができます。

お金の節約になる

テレビ本体の購入費用や定期的な買い替え費用、さらには日々の電気代も不要になります。
電気代は微々たるものかもしれませんが、積み重なると大きな節約につながります。

ムダな買い物が減る

CMやテレビ番組は購買意欲を刺激してきます。「今ならお得!」などといった言葉に流され、つい買い物をしてしまうことも少なくありません。
テレビを見なくなることで、そういった衝動的な消費が減りました。

情報の選び方が変わる

テレビ番組はスポンサーの意向に沿ったポジショントークが多く、偏った情報も少なくありません。今はインターネットで信用できる情報源を自ら選択し、必要な情報だけを効率的に得ることができます。

食事中のテレビが苦手

実家での食事中、テレビをつけっぱなしにするのがあまり好きではありませんでした。

家族の会話がテレビ中心になってしまい、本当に向き合って話したいことが話せないもどかしさを感じていたからです。

「ながら見」になり、食事に集中できなくなることもストレスでした。

ラジオとのちょうどいい距離感

テレビの代わりに、今はラジオをよく聴いています。

もちろんラジオにも多少広告は入りますが、視覚情報がないぶん、想像力を働かせながら聞くことができるのが魅力です。

音楽を聴いて「この曲いいな」と思ったとき、アーティストの見た目といった視覚情報を遮断し、先入観なしで楽しめるのもラジオならではの良さです。

まとめ:テレビのない暮らしは自由

一度きりの人生、限りある時間とお金を「なんとなくつけているテレビ」に使うのはもったいないです。

テレビを手放すことで、思った以上に自由な時間と空間が手に入りますよ。

時間の余白、気持ちの余裕、お金の節約。どれも小さな変化かもしれませんが、確実に暮らしの質を高めてくれると言えます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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