今回は沖縄らしいコンテンツもお届けしたいと思い、記事にしました。単なる旅行記ではなく、記事の後半で、これから大切にしたい「お金と時間の使い方」についても触れます。
沖縄本島一周の旅
この話は、ちょうど去年の6月のことになります。私の父が福岡から遊びに来てくれました。訪れた場所をいくつかご紹介します。
うたの日コンサート
まず足を運んだのは、読谷村で開催された「うたの日コンサート」。沖縄の歴史や文化に根ざした歌を祝うイベントです。BEGINさんや、Kiroroの玉城千春さんの歌声に感動しましたね。 沖縄のインディーズバンド、HoRookiesさんの「ルートビア」は、BEGINさんの「オジー自慢のオリオンビール」に引けを取らないノリのいい曲でした。ただ、本当に暑かった…
リザンシーパークホテル谷茶ベイ
宿泊したのは、恩納村にある「リザンシーパークホテル谷茶ベイ」。私は2回目の訪問です。むかし大学時代の同期カップルが泊まると聞いて誘われ、日帰りでお邪魔したことがありました(本当に邪魔ですね…)。 老舗のリゾートホテルですが、広々としていて綺麗です。比較的お手頃価格で泊まれるのが魅力です。軽く海外旅行の雰囲気を味わえると思います。
海やプールで泳ぐわけでもなく、ただ珈琲を飲みながら海を眺めたり、ベランダでキン冷えのオリオンビール片手にぼーっとしてゆっくり過ごしました。
名護、古宇利島、那覇を巡る
翌日は、名護の「パイナップルパーク」へ。ここに行ったことがある方ならきっとわかる、あの独特のテーマソングが、しばらく頭から離れません…
さらに北へ進み、古宇利島のカフェ「Restaurant L LOTA」へ。いい景色と本格パスタ料理をいただけました。
旅の締めくくりは那覇に戻り、「ステーキ88」へ(タコスしか撮っていませんでした)。
父も沖縄の雰囲気を満喫して、大満足で福岡へ帰っていったようです。
親孝行、そして大切な人との「時間」について考えたこと
父はもう70代。そして、母は3年前に他界しました。母を失ってから、父と過ごせる時間をこれまで以上に大切にしようと思うようになりましたね。
もし父が80歳まで元気でいてくれるとして、私が年に一度、年末年始に5日間だけ実家に帰省するとした場合、あと10年で一緒にいられる時間は、
10年 × 5日 = 50日。
たったの50日です。
病気で余命2ヶ月と宣告されるのと同等といえます。この「50日」という時間をどう感じるかは人それぞれだと思います。私はこの限られた時間の中で、後悔しないように、今のうちにできることをしておきたい、そう感じています。
「親孝行」と聞くと、つい何か特別なことをしないといけないように思いがちですが、私はただ一緒に過ごす時間自体に価値があるのだと感じています。
書籍『大富豪のアニキの教え』(丸尾孝俊 著)に「親は子から気にかけてくれるだけでうれしいもの。たまに顔見せて温泉でも一緒に入ればOK。」といった内容で親孝行について書かれており、今の距離感でいいのだと思い、少しホっとした記憶があります。
そして、これは親に限った話ではありません。自分の子ども、大切な友人、恋人、誰との間でも一緒に過ごせる時間は、実は永遠ではないのです。これが私含め、わかっているようでわかっていない。あるいは忘れがちですね。
「満足度の高い支出」を選ぶ!私のお金と時間の使い方
来月は父と北海道に行く予定です。旅費は全部、自分のお金です。お金の使いどき、メリハリをつけているからこそできます。こういう「自分の好きな時間」「満足度の高い経験」を叶えるために、私は日頃から節約したり、投資をしたり、家計管理をしています。
20代の頃は、お誘いがあれば何も考えずに全部参加していました。しかし、私自身も人生の折り返し地点を意識する年齢になってきました。今は自分にとって本当に大切なこと、自分が心から満足できることのために、お金や時間をどこに使うのかを、自分でしっかり選びたいと思うようになりました。
私はもともと誘われると断れないタイプだと自己分析しています。最近では、正直そこまで親密とはいえない友人からの披露宴への招待も、悩んだ末にお断りするという選択をしました。
「満足度の高い支出」を見極めながら、自分の生活の質(QOL)を上げていくことが、今の私にとって大切なテーマです。
最後に、心に留めている言葉
最後に、私のノートに書き留めてある一節をご紹介させていただきます。
子供と一緒にいられるのは今日が最後かもしれない
行ってらっしゃいと言えるのは今日が最後かもしれない
今日が最後の食事かもしれない
僕らはきっと明日もあると思ってるし、来年も生きてると思ってる
それが当たり前と思ってる
当たり前と思った時、人は感謝を忘れる
(書籍『あした死ぬかもよ?人生最後の日に笑って死ねる27の質問』ひすいこたろう著 より引用)
この言葉を読むたびに、私たちの日常の中に隠された「当たり前ではないこと」に気づかされます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました☕️