転職活動中の面接で受けた印象と、実際の待遇が一致しないことがあったのでご紹介します。
転職を成功させるひとつのポイント「企業が自分をどう扱うか」を見抜くことが大事です。
転職はキャリア形成の大事な一歩
私にはこれまでに数回の転職経験があります。
今でこそ転職が当たり前の時代になりましたが、当時はまだネットの情報も限られ、転職は「特別な選択」というイメージが残っていました。
年収、社風、福利厚生、人間関係など、このような条件は、年齢やライフステージに応じて優先順位が変わっていきますが、「自分にとって譲れない条件」を見極めて転職することが大切です。
また「100点の会社」は存在しないので会社の良いところに目を向けることも大切です。
転職で企業の本音を見極めよう
あるとき、専門職として転職活動をしていた私は、ある企業の最終面接でこう言われました。
「ぜひうちに来て、実力を存分に発揮してほしい。」
終始穏やかな雰囲気で、評価されている実感がありました。
後日届いた内定通知では、年収は現職より若干下がるものの、
「近い将来、管理職を目指してほしい。」
という言葉が添えられていました。
これを聞いていかがでしょうか?
本当に評価しているなら待遇に表れるはず
もし企業が私の専門性を本当に必要としているなら、現職より年収を上げる提示をしてくるはずです。
このように、甘い言葉と実際の条件にギャップがある場合、企業側の本気度を冷静に見極める必要があります。そうしないと企業から安く買い叩かれます。
私は結局その会社に入社しましたが、数年たっても昇進の話はなく、微々たる昇給があるだけでした(単に私の実力不足だっただけかもしれませんが)。
「管理職として期待している」は、何の確約もない言葉に過ぎないのです。企業の見極めが甘かったと言わざるを得ません。
会社は人が辞めてもなんとかなる
また、友人から「今辞めると人手不足で周りに迷惑がかかるから、転職を迷っている」という相談を受けたこともあります。
確かに気持ちはわかりますが、そこまでお人好しになる必要はありません。人がいなくなれば、会社は何とかします。一人が辞めたくらいで倒れる会社は、そもそも体制に問題があります。
今は転職が当たり前の時代。会社が社員を評価するように、社員も会社を評価する時代です。
まとめ:会社と対等に働く視点
私は今も、「雇われている」という意識ではなく、「会社とは対等な立場で働いている」という感覚を大事にしています。
会社に搾取されず、人生の選択肢というカードを常に持っておく状態にしておくため、これからも専門性を高めながらキャリアを築いていくつもりです。
転職は、人生のターニングポイントになり得る大きな決断です。「面接で言われたこと」ではなく、「実際の条件と企業の行動」をよく見て、自分の未来を守りましょう。
今回の内容は、私の転職経験の一部です。今後も「転職で気づいたこと」「後悔しないための視点」など、当ブログで発信しようと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました☕️